ランボー4

昨日妻が実家に帰った。
と言っても旧正月を実家で迎えるためであって、心配ご無用。
しかし一人になると途端にヒマになってしまうものである。
なので、久し振りに一人で映画を観てきた。
ちょうどランボーの新作がやっていたのでこれに決め!
今度のランボーはミャンマーが舞台。Burmaってミャンマーだよね?

ランボーはタイの北部でロングテールボートの船頭をやっています。ちょっと太ったのか、体全体が前より大きく見えます。しかし悲しみを湛えた目は変わっていません。
そこに人権擁護団体か教会のグループが現れ、ミャンマーの貧しい人々を救うために、舟で現場まで連れて行ってくれと頼みます。そっけなく断るランボーですが、女性の願いにほだされたのか、結局は彼らを連れて行くことにしました。しかし途中海賊に襲われ、やむなく海賊3人ほどを撃ち殺してしまいます。人権団体は何で殺したんだ!と怒ります。しかしランボーが海賊を殺さなければ、彼らみんな殺されていたんだよね、きっと。彼らを送り届けた後はランボーは帰ってきますが、しばらく経ったある日、人権団体が戻ってこないので探しに行ってくれと言う依頼が来ます。兵士達を連れて再び現場に向かうランボー。女性の存在が気にかかるようで、自分も兵士達と一緒に行くと言いますが、船頭は船を見ていろといわれ、参加を拒まれます。兵士達は焼き払われた村に侵入しますが、折悪しくそこでミャンマー軍と遭遇してしまいます。物陰に隠れる彼らを知らずにミャンマー軍の兵士達は地雷を水田に放り込み、現地人の捕虜数名をその中へ走らせます。彼らは必至に走るのですが運良く誰も踏まずに対岸にたどり着きました。怒った軍の連中はもう一度走って戻ってこいと銃で脅します。物陰の兵士達はこのやり取りを手をこまねいて見ています。あわや捕虜が殺されるか?という間際にランボーが颯爽と登場し、弓であっという間に敵軍を全滅させてしまいます。ここのシーンがこの映画で一番スカッとするところですね。後は彼らと一緒に敵陣に忍び込み捕虜達を助け出すといういつも通りのストーリー展開です。何とか敵を倒し捕虜達を救います。最後にランボーはアメリカの実家へ戻ります。実家の牧場の前の道を、ゆっくりと歩いて行くランボー遠巻きに撮りながら映画は終わります。

捕虜達が捕らえられているのがお決まりの木を組んで作った牢で、その中で雨ざらしになった捕虜が弱っているという状況が少々食傷気味ですが、ランボーを殺人者だといって責めた人権団体のメンバーが敵軍の兵士ともみ合いになり、石でぶん殴って殺してしまうというシーンもあります。生半可な思いで人道支援などと口にする人達にちょっとジャブをかます、みたいでなかなか楽しめます。
最新の戦闘シーンは乾いた感じのシャープなコマが多いのですが、この映画もそれです。このような撮り方は私の知る限りプライベートライアンあたりから出てきたと思うのですが、戦場での極度の緊張で喉がからっからに渇いた状況をうまく表現していると思います。ただ今回は足がもげたり体がちぎれたりといったかなり過激な描写をしていて、少し気分が悪くなる人がいるかも知れません。
敵方の軍隊ですが、これはミャンマー軍なのでしょうか?きちんとした制服を着ていたので正規軍のような気がするのですが、その割にはやることはその辺のごろつき共が徒党を組んで作ったにわか軍隊と変わらず、周辺の村々を襲撃し住民を殺し、子供や女を奪って行くというような野蛮な行為をしています。ミャンマーの現状ってこんなものなの?同僚の奥さんがミャンマー人なので、今度聴いてみようかと思います。

いずれにしろ、あまり難しく考えず往年のランボーの活躍をもう一度見たい人は必見です。

中国・東芫に行ってきた。

先週末、中国の東芫に行ってきた。
前の職場の先輩が東芫に事務所を開いていて、その新年会に呼ばれたのだ。
少々金はかかるが、大発展中の中国を見るちょうど良い機会なので、思い切って行ってきた。
シンガポールから飛行機で4時間の旅。
深圳空港に降り、迎えの車に乗って高速を走ること数十分で東芫市の長安鎮に到着した。

おどろいたのはまず空気。
ヘイズといって、遠くのビルがかすんで見えるのだ。
シンガポールでも、隣国インドネシアが焼き畑の季節になるとヘイズになるが、
聞くとシンセンでは一年中この調子なのだという。

それから交通。
これまでシンガポールの運転はマナーが悪いと思っていたが、考えを改めた。
シンガポールはまだまだ丁寧な運転だ。
日本人が運転すれば確実に事故を起こすだろう。
タクシーは犯罪防止のため、運転手が檻の中に入って運転している。
街並みはさすが発展中の工業都市らしく、どこもかしこもモノづくりの看板が立っている。
工作機械屋やら測定器屋やら加工屋やら材料屋やら、ものを作るためのものなら何でも揃うといった様子。

食いもんはうまかった。広東料理がメインで、特に魚介類がうまい。
シンガポールよりもうまいような気がする。やっぱ本場の中華料理である。
キリンビールがあった。かなりメジャーで、どこのレストランに行っても出てきた。
味は、中国人の好みに合わせてか、炭酸きつめ味は軽めと言う感じだろうか。
チンタオビールに近いような気がする。

ホテルで英語が通じない。
3つ星ホテルに泊まったのだが、受付だけが辛うじて通じるが後は全滅状態であった。
タクシーもレストランもちろん中国語のみ。
こんな環境でしばらく生活していると、あっという間に中国語マスターするだろうな。

偽の人民元が出回っているらしい。
100元の透かしの毛沢東が偽物ではちょっと太っているという話であった。
で、街の両替屋で換えてもらった100元札をその場で光にかざしてチェックしていると、
両替の人が「これが偽札だ!」だかなんだか言いながら一枚の札を出してくれた。
透かしてみると、毛沢東がちょっと太っている?んー、微妙。
デモンストレーションで札を数える機械にかけるとこの札は蹴られてしまう。
もらった札は全部OKだった。
いくらモノづくりがさかんでも偽札作っちゃいかんぜよー。

というような感じで、行ってみればみたで、なかなか面白いものである。
中国語は、実際に使わざるを得ない場面に来ると何とか話そうとして、それが通じたときにはとてもうれしい。
もっと勉強する気になるものである。今後もっと中国に行く機会を増やそうかと思う。
しかし考えてみたら、シンガポールでも中国語はバンバン使われているので、何も中国までわざわざ行く必要もないのであった。
ちゃんちゃん。