「生物と無生物の間」福岡伸一、講談社現代新書

前回東京に行ったときに買ってきた本「生物と無生物の間」を読み終わった。
帯にもあったが、まさに「読み始めたら止まらない極上の科学ミステリー」であった。
本論については難しいので書かないが、冒頭に野口英世のことが書いてあって、その内容に驚いた。
日本では伝記が書かれるほどの偉人という認識だが、アメリカでは全然評価されていないらしい。
彼が研究した梅毒、ポリオ、狂犬病、黄熱病のうち本当に成果のあったのは梅毒程度。
その他の疾病でも病原体発見したということだが、ポリオ、狂犬病、黄熱病はウィルス性の疾患なので、当時彼が使っていた光学顕微鏡では見えるはずがない。
その発表の多くは現在となっては誤りだった、ということである。
逆に野口が有名なのはその放蕩癖であったという。
そんなこと、全然知らなかった。本当?wikipediaで調べてみた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/野口英世

しょっちゅう遊廓で金を使い果たしては無心をしている。本当っぽいな。
本書にも書いてあったが、もし本当であれば樋口一葉といい、野口英世といい、日本の紙幣に採用される人物は、決して「立派」な人物とは言えない。

偶然だが、今日の日経新聞にこんな記事が載っていた。
「野口英世賞、募金集まらず」
前小泉首相の指示で創設された賞で、アフリカ医療に貢献した人物に賞金を贈るというものらしいが、募金が集まらず一億円の原資に全然到達しないため税金を投入することになりそうだという。

札といい、野口英世賞といい、政治家のやることはなんだかピントがずれているような気がする。

ちなみに買った本には福岡教授の直筆サインと印が捺されており、少し得した気分(ミーハー?)。

初のハイティー体験

今日はヤギ牧場には行かず、Regent hotelのハイティーブッフェに来てる。二時に予約を入れて行ったが、まだほとんど人が入っていなかった。日曜日はブッフェのみだが、平日はアフタヌーンティーもあるとのこと。7ドル追加でワインも出してくれる。各種サンドイッチの他、フルーツ、スコーン(プレーン&レーズン)、ローカルフードとしてサティ、ビーフン、スパニッシュオムレツ(?)などがあって、昼飯としても十分な内容。午後一時からなのもいい。お茶は12種。お茶には1回は別のものに替えてもいいということ。放っておくとどんどんポットにお湯を継ぎ足しにくるので水っ腹になってしまった。ハイティーは初めてだが、たらふく食った後はスコーンとお茶で読書タイム。ファインマン物理学を読む。今回はソファ席だったのでいつのまにか眠ってしまった。暁雨も英語の勉強をしているうちに眠っていた。ギターの生演奏もあった。これがまたうまいこと。
そんなこんなで五時までネバっていた。高級ホテルのロビーだけあって居心地はなかなかいい。
会計したら80シンガドル。高い!
シンガポール在住者のWebでは一人24ドルということだったのだが、情報が古かったようだ。
Webの情報は要注意。ま、たまにはこんな優雅な一時も良いだろ。