機械式時計を衝動買い

最近、機械式時計に興味が出てきちゃったんだよなー。

誕生日プレゼントに何がいいって話になって、じゃあ時計でもということで探しはじめたら機械式時計に辿り着いた。で、「アポロで宇宙に行った時計」ってのに出会って「なに?」ということでオメガのスピードマスターという手巻き式時計に行き着いた。やっぱり男の夢は宇宙だろ。少年の日の憧れ死ぬときまで。これだー!これを買うしかないと思ったが実売価格約20万円!まじかよー!じゃぁ他にはないのかってので行き着いたのがフォルティスと言う時計メーカー。こちらはロシアのロケットで宇宙に行った実績有りとの事。よしこれだってことで宇宙飛行士向けモデル「アストロノーツ」クロノグラフをチェック、値段約18万!ふー。やっぱり機械式時計って高級品ばかりなんだなー。

そう思いながらネットで調べているうちに機械式時計について詳しくなってしまった。紀伊国屋に行って「今日から始める機械式時計」などという本を買ってきて情報収集。いつの間にやらオイスターケースだとかパーペチュアルとかキャリバーとか23石とか並行輸入品とかトゥールビヨンとかクロノメータとかテンプとかヒゲぜんまいとかいう言葉が何を意味するかが分かるようになった。これは男の子はまるわ。
日本製だとセイコーやオリエントというメーカーが作っているが、国内で販売されているセイコーの機械式時計はどれも高級機種ばかりでちと手が出ないなー、オリエント時計あたりかな~などと思っていた矢先、オーチャードの時計屋でセイコー製の低価格機械式時計を発見した。セイコー5という名前の自動巻き時計だ。思わす妻におねだりして衝動買い。190ドル。日本円で12700円程度。値段の割には非常に質感・重量感があっていい感じ。手にはめているだけで電池交換不要、ずーっと動き続けるというのがなんとも新鮮。一日に数十秒ずれるらしいが、考えてみれば大した事ない。裏はガラスになっていて中の構造が丸見えではないか!耳を近づけてみると「初めてだけど何だか懐かしい」てな雰囲気のチクタク音が聞こえるではないか!いやはや、満足である。

ちなみに宇宙飛行士用に採用されている時計はなぜか機械式ばかりのようである。インターネットで調べると機械式の方が信頼性が高いからとか、NASAの各種テストに合格したのは機械式のみとか書いてあるが、実際にNASAがどんな試験をした結果オメガを選んだのかということが全然書かれていないじゃないか。誰もそういうところに突っ込んだりしていないんだよな。オレが思うには、クオーツ式は機械式に比べてメカ的な信頼性は数段良い。というのは使用している部品点数が圧倒的に少ないからだ。部品点数が多い機械式時計は振動耐性において圧倒的にクオーツに劣る(と思う)。じゃあなんでクオーツは宇宙時計に選ばれないの?ということになるが、多分、クオーツ式時計の弱点の一つは電池。内外の圧力差が出たときに電池の液漏れが起こる可能性がある。宇宙では船内から船外へ出る際に1気圧の圧力差がある。これに耐えられるような時計用小型電池はないのではないだろうか。もう一つは宇宙線によるソフトエラー。こちらの方が深刻かも知れない。これは宇宙線が時計の半導体素子のメモリセルに入射して、メモリセルの内容が失われるという現象。これが起こると時刻がでたらめに表示されてしまうか、プログラムが暴走してしまう可能性がある。と知ったかぶりで書いたが全然違っているかも知れないので悪しからず。